犬のブラッシングの注意点　―わんちゃんをはげさせないために！―

こんにちは、shuclia店長です！
今回は、最近私がとても気になっている、ペットのブラッシング方法についてお話ししたいと思います。
アシスタントよろしく、ナタ君！

はい店長！こんにちは、shucliaの看板犬”ナタ”です！
ではでは早速…店長、ペットのブラッシングが気になるとは、どういうことなの？

うん、実は・・・最近、カットに来てくれるわんちゃんの中には既にはげている犬も多くて、
日々のブラッシングに気を付けていれば事前に防げたのに……と残念に思うことがけっこうあるんだよ…。

ブラッシングは犬のお手入れのとても重要なポイントなんだ。
気をつけないと毛が薄くなったり、最悪はげてしまい元に戻らなくなってしまうんだよ！！

はげちゃうの！？そんな・・・。

ちょっとこの写真を見てくれるかい？
この赤丸部分に注目だ！

この写真かな？

そうそう！
赤丸の箇所をよーく見てね。そこだけ毛のボリュームがないだろう？
実はこれ、残念ながらはげてしまい毛が無いのを、周りの毛でごまかしているんだ。
こうなってしまうと、毛は二度と生えて来ないんだよ・・・。

二度と！？そんなの嫌だよ！！
はげに繋がらない上手なブラッシングの方法を教えて、店長！

任せてナタ君！
まず、絶対に毛をひっぱらないことが重要だ！！！
特に、毛が生え変わらないシングルコートの犬種、トイプードル・シュナウザー・マルチーズ・ヨークシャーテリアなどは
毛がからまりやすいので要注意だよ！

なるほど、ひっぱた箇所の毛が薄くなって、それがハゲに繋がってしまうんだね。

そうなんだよ！
だから、必ずブラッシングは毛先から丁寧にくしを入れるのが重要だね。
もつれを見つけた時は絶対に無理やり引っ張ってほぐそうとせず、毛先から少しずつほどくんだ。

どうしてももつれがとれない時はどうすればいいのかな？

本当にひどい場合はもつれ部分を切るしかないので、まずは無理やり解決しようとせず、
トリマーに相談してみるのが良いと思うよ。

特に、子犬の毛のもつれは要注意！
すぐにハゲに繋がってしまうので、もしもつれてしまったら、絶対に自力で解決しようとせず、トリマーに任せてね。
ひどい場合はほぐさず毛を切ってしまう必要があるね。

なるほど〜。
やっぱりもつれを作らないのが一番だね。

そう！重要なのは、日々のブラッシングなんだよ。
毛の短い犬種は１週間に１回くらい、毛の長い犬種は１週間に２〜３回くらいブラッシングを行えば、
ひどいもつれが出来てしまうことはないはずだ。

毛の長い犬種は週に２〜３回か〜
毛が長いとブラッシングもけっこう大変だよね？

そうだね。
基本的にブラッシングは「コーム(くし)」・「ピンブラシ」で行うけれど、
毛が長いなど、ブラッシングが難しいと感じた時は、「スリッカー」が使いやすくておすすめだよ。
また、本当に毛が長い犬の場合は、スリッカーを使わずに毛が切れにくい「ピンブラシ」を使うとやり易いよ！

ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー・コーギー・ポメラニアン・スピッツ・柴犬・秋田犬など、
毛が生え変わるダブルコートの犬種の、ブラッシングのこつはあるのかな？

ダブルコートの犬については、アンダーコートを楽に抜ける器具があるんだよ！
例えば「FURminator」などかな。
お値段はちょっと高いんだけど、お手入れが本当に簡単になるんだよ。

※当店で発注もして頂けますので、興味のある方は店長までお尋ねくださいね！

日頃からのこまめなお手入れのためには、便利なグッズも必要だもんね！
ではでは店長、犬のブラッシングの注意点、まとめをお願い！

ＯＫ！大切なペットのわんちゃんをはげさせないために・・・、

１.　ブラッシングは毛先から丁寧に！
２.　もつれを発見しても絶対に毛を引っ張らない！
３.　どうしてももつれが直らない時は、トリマーに相談！

の３か条を覚えてね！
それから、これが何よりも大切なんだけど、

家でお風呂に入れた後は、必ずブラッシングを！

これは本当に重要なんだよ。
「ブラッシングができない場合は、洗わないこと！！」と言ってもいいくらいなんだ。

そ、そんなに！？

そうそう！
シャンプーの後にブラッシングをしないことが、もつれの一番の原因だからね。
特にトイプードルなどもつれやすい犬種は特に注意が必要だね。

もつれると、トリミングの時に”もつれ解消料金”がかかってしまうし、
ひどい時はもつれごと切るしかなくて、サマーカット並みのとても短いカットにしなければならない…。
飼い主さんにとっても、わんちゃんにとっても、良い事なんて一つもないからね。

犬種にあったブラッシング方法の詳細や、毛のお手入れ、もつれの悩みなどを相談してみたい方は、
是非店長までお尋ねください！